キャリアから購入したスマホや携帯電話網に接続できるタブレット
キャリアから購入したスマホや携帯電話網に接続できるタブレットにはいわゆるSIMロック版のものと、施されていない「SIMフリー(SIMロックフリー)」のものがある。
NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアから売られているスマホ類は、違う回線業者のSIMカードを使えないロック(SIM)がかかっています。
でも、SIMロックがかかっていたとしても、ドコモのスマートフォンやタブレットであれば、ドコモの通信回線を借りている仮想移動体通信事業者(MVNO)の格安SIMのSIMカードをそのまま利用することができます。
通常、帯域がしっかりしていれば一気にアクセスが増加しても、ネットワークの速度低下は発生せず、設備投資がしっかりしていれば、通信データを安定して供給できるので、混雑時でもユーザーがストレスを感じにくい、と言われています。
よって、仮想移動体通信事業者を選択する際は、低価格ということだけでなくきちんとしたサービス品質を提供できる会社を選ぶ必要があることが分かります。iPhoneで格安SIMを使い人はいると思います。
MVNOでもドコモ回線のところであれば、NTTドコモのiPhoneがそのまま利用できます。auやソフトバンクのiPhoneはそのまま利用することはできません。
それでも使いたい場合は、SIMフリーのiPhoneを購入するか、できればSIMロック解除をする、下駄などを使って何とか認識させることになります。安価にデータ通信ができる格安SIM。
月々1000円のものもある格安SIMでは、主に月2から3GBのLTEが利用できます。高速通信(LTE)側を使い切ると速度制限がかかりますが、音楽や動画などの容量の大きい通信でなければ、ウェブサイトの閲覧、メールチェック程度は問題ありません。
SIMとは何かというとdocomoでは、UIMカードKDDI(au)ではauICカード、Softbank MobileではUSIMカードと言われているICカードのことを指しています。
スマホなどに、大手携帯会社のものではなく、格安SIMを入れて使うと、安い料金で使えることがあるため、最近よく話題に挙がるようになりました。
あなたが格安SIMに切り替えれば、スマホ料金を安くすることができます。
通常だと月額6000円以上もかかる通信費ですが、仮想移動体通信事業者だと月々数百円ということも。いったん、プランニングしてみても悪くないのではないでしょうか。
格安SIMや格安スマホを販売している多くの仮想移動体通信事業者(MVNO)は、ドコモのネットワークを借りてサービスを行っています。したがって、スペック上のデータ通信速度は最大で150Mなど、どのMVNOも大差はない状態です。
とはいえ、速度を実際に計ってみると提供元によって違うことがあることに気づきます。具体例として通信速度を昼休みなどのアクセスが多い時間に測ると、ダウンロード速度が1.1Mbpsから18.2Mbpsまで大きな差がありました。
いろんな会社もドコモのネットワークを使用しているはずですが、この差はどうして生まれてしまうのでしょうか。
どうしてかというと通信速度は、「回線帯域の太さ」と設備のところに影響を受けるということがあります。
「回線の帯域の太さ」とこの「設備」とは仮想移動体通信事業者によって違うんです。
最近は大手キャリア自身が提供する格安SIMも出てきています。格安SIMがよくわからない人や、これのみで使っていくためにサービスがしっかりとした格安SIMが欲しい方は、docomoやKDDIが提供している格安SIMを選択するというのもありですね。今あるスマホにSIMカードをいれただけでは、使うことはできないのです。理由はスマホでインターネットにつながるための設定がされていないためです。
大手携帯電話会社のモバイル端末ではAPNが設定済みなのでSIMカードを入れるだけで接続できるのですが、格安SIMの場合、APNの設定をユーザー自身が行わなければならないのです。