SIMとはKDDI(au)ではauICカードという名称のICカード
そもそもSIMとは、ドコモではUIMカード、KDDI(au)ではauICカード、ソフトバンクでは「USIMカード」という名称のICカードのことを指しています。
携帯端末に、ドコモ、au、ソフトバンクのものではなく、格安SIMを入れて使うと、通信料が安くつけるので、かなり注目されているわけです。
たいてい、回線帯域がしっかりしていれば、利用者が増加しても、ネットワークの速度低下は発生せず、通信設備にちゃんと投資をしていれば、安定したデータ処理ができるのでユーザーが増えた場合においても、速度の低下はあまり発生しません。
このような状況からMVNOを選ぶ場合は、低価格ということだけでなく基盤がしっかりとしたサービスを選定する必要があることが分かります。
実は、スマートフォンにSIMカードをいれただけでは、ネットワークに接続できません。
それは、端末側でインターネットにつながるための設定がされていないためです。
キャリア版のスマートフォンはAPNの設定がプリセットされているのでSIMカードを入れるだけで接続できるのですが、SIMだけを購入した場合、インターネット接続の設定を自分でやらなければなりません。今、格安SIMを販売しているほとんどの事業者(MVNO)は、ドコモのネットワークを借りてサービスを行っています。よって、製品スペック上の速度は最大でも150M程度など、どの会社でも大きな差異はない状況です。
しかし、実際の通信速度を調べてみると仮想移動体通信事業者によって違っています。例をあげると、通信速度を昼休みなどのアクセスが多い時間に測ると、ダウンロード速度が1.1Mbpsから18.2Mbpsまで大きな差がありました。いろいろな仮想移動体通信業者も同一のドコモ回線を使っているのにこの差はどうして生まれてしまうのでしょうか。なぜかというと通信の速度は、データ回線の太さと通信の設備に影響されるからです。「回線の帯域の太さ」と「設備」とは各社によって違ってくるものです。低価格のSIMを使うことができれば、月々の通信費を抑えることができます。
通常だと6000円以上かかる料金が、仮想移動体通信事業者(MVNO)だと1000円未満なんていう料金になることが。
とりあえず、考えてみても良いかもしれません。
iPhoneで格安SIMを使い人はいると思います。
docomo回線の事業者であれば、docomoのiPhoneがそのまま使えます。
しかし、softbankやauのものは実は使えないのです。
それでも使いたい場合は、SIMフリー版のiPhoneを調達するか、SIMロックを解除する、または、下駄を使うことになります。
安価にデータ通信ができる格安SIM。
1000円前後の月額というものもある格安SIMでは、大体2GBから3GBくらい利用できます。
LTEを使い切った後は通信速度が制限されますが、その状態でも動画再生やアプリダウンロードを除けば、メールの確認やウェブの閲覧等は問題なく出来ます。
大手キャリアのスマートフォンやネットワーク接続できるタブレットには「SIMロック」が施されているものと、SIMロックフリーのものがある。docomo、KDDI、Softbankなどの大手キャリアが販売しているほとんどの端末は、SIMを他社のものが使えないSIMロックがかけられています。
しかしながら、SIMロック端末であったとしても、ドコモのスマホ、タブレットであれば、ドコモの通信回線を借りている仮想移動体通信事業者(MVNO)のSIMを利用することができます。今なら、docomoやKDDIなども格安SIMの提供を開始しています。
安いサービスはちょっと心配という方や、ベースとして使って行ける安定したサービス水準の格安SIMをお探しの方などは、大手キャリアが提供している格安SIMを選んだほうがよいかもしれません。